2008年12月27日土曜日

大文字草

見えますかね、この赤い小さな花・・・・これが大文字草。
花が小さくて、写真の角度が悪いから良く確認できないかもしれないが
漢字の「大」に形が似ているから、その名が付いたらしい。
このダイモンジソウ、なかなか育てるのが難しくて(勿論、私にとって)
買ってきた5鉢のうち、残っているのは2鉢~打率4割、ふ~。
水遣りは多すぎてもダメ、乾燥にも弱い。
日光は、真夏の昼間は強すぎるから日陰の涼しいところに。
でも、夏以外は、日に当てた方がよい。
寒さには強いが、凍てつく寒さは避ける。
野草の仲間ではかなりポピュラーで、園芸店にで販売されているが
結構な値段が付けられている、しかし、目立たない植物である。
因みにユキノシタ科の植物で、人文字花(ジンモジソウ)という親戚もいる。

2008年12月24日水曜日

24/12/2008


Merry Christmas

2008年12月15日月曜日

ちょっとだけクリスマス




クリスマスまであとわずか、ちょっとだけ雰囲気作りで
リースとテーブルセッティングしてみた。
リースは去年も作ったから、本体(輪っか)は残っている。
飾る材料は近くの山で調達。
造園業者の枝打ちしたヒイラギと槇の木の枝があったので
それを拾い、あとは紅葉した葉っぱと木の実を持ち帰り、30分で完成。
テーブルセッティングの材料もそれを使い、
あとは庭に咲いていたキンギョソウとヤツデの葉と花を飾って出来上がり。
こっちは15分。ろうそくとカップ&ソーサー、ケーキ皿を飾ったところで
ケーキがないことに気づいたが、もう夜になってシマッタので
ろうそくに火を灯して写真撮影。
鏡に映った灯り、きれいに見えるかな?
翌日、パウンドケーキをせっせと焼いて
ケーキ有りの画像をアップして、一丁できあがり!ってなもんだぃ。

2008年12月9日火曜日

冬の女王


キレイに紅葉しました、モミジ。
ウチの庭には、紅葉する樹木は、ほぼこれ一本。
それだけでは寂しいので、ネットでナナカマドの苗を購入して植えたが、
まだ愛でるほどのものではなかった。
若木なので、ヒョロヒョロしており、どこにあるか、時々見失う。
そう言えば、ウチの隣家のモミジも、同じく見頃を迎えている。
5~6本まとまって植えてあるので、見応えがある。
冬の女王と言えばやはり、ツバキ。
ウチのツバキ様は身の丈3M近くあり、その花の数たるや、数えきらん。
ピンクの花弁はずっしりと重く、落ちるときは地響きが・・・・・
するわけもなく、まぁ、ポトリと落ちる。
春先は、花の蜜を吸いに蜂や蝶がよく遊びに来ていたし、
かなり長い期間、多分梅雨の前あたりまで、
その姿を楽しませてくれたことを覚えている。
今年初めて花を見たのが12月5日、モグラ退治に躍起になっていたら、
今年初のツバキの花を見落とす所だった。
冬の花と言えば、以前も紹介したがサザンカもなかなかの美しさ。
だが、ツバキの華やかさと、その種類の多さは、
やはりサザンカを凌駕する。
ツバキ油も採れるし、小林幸子も歌っている・・・・「寒椿」  
おっと待てよ、ヒット曲なら大川箪笥担ぎ栄作の「サザンカの宿」の方が売れたな。
いずれにせよ、冬の花の少ないときに咲いてくれるのは
花咲爺としては、両者、平等に感謝せずにはいられない。






2008年12月1日月曜日

末摘花~すえつむはな

ブログ名の「末摘花(すえつむはな)」は、源氏物語に出てくる女性。
当然源氏が手を出した相手だったが、その姿に男はとても驚いた。
とても不美人だったのだ・・・・特のその大きくて赤い鼻。
末摘花とはベニバナの古い呼び名、彼女の赤い鼻がその花を連想させたようだ。
(写真はネットより拝借)

当時は女性に言い寄るときは、そのお付きのもの(お世話係)を介して、
手紙のやりとりから始め、色々とおいしいことを言って女性に詰め寄る。
しかし会話はあくまでも、御簾越し、机帳越し。
焚きしめる香の善し悪しや髪の豊かさ、着物のセンス、
歌のうまさなどの「雰囲気」と「想像力」で恋を進める。
いざコトに及ぶ時に相まみえるのだが、女の屋敷には夜に忍び込むから
ハッキリとした姿は拝めない。
だから朝方、女の屋敷を出る時にその姿を見ることになる。

今回は世話役(=手引き役)の命婦がプロデュースして、
姫君と源氏を引き合わせたのだが
手の早い源氏は、あっという間に女と関係を持ってしまう。
しかし、あまりに女の手応えがないことに失望し、
源氏は暗いうちに帰ってしまう。
だからここでは顔を見ていない。
その後、普通ならオトコが自宅に戻り、
朝のうちに女に対して手紙(ラブレター)を書くのだが そう言う気も起こらない。
しかし、それではあまりに気の毒と、夕方になってやっと手紙を送る。
女は常陸宮の姫君だから、身分は高く、
軽んじることはできないと思う源氏の義務感。

そう言う気持ちを知ってか知らずか、
姫君は恥ずかしさのあまり、源氏の手紙に返事も書かない。
とにかく世間とはかけ離れた暮らしなので、な~んも知らない姫君。
ハラハラする周囲にせかされて、色褪せた古めかしい紫の紙に、
これまた古い書きようで 色気のない文を書くことしかできない。
恋などしたことないから。
結局失望した男は忙しさにかまけて、しばらく女の所に足を向けない。
女は、待っていたののに。しかしただただ恥ずかしがって行動しない姫君。
ある時世話役の命婦が源氏と会うことがあり、
姫君が寂しくしておられると聞き及ぶ。
その後姫君の屋敷に時々通うことになり、何くれを世話を焼き始めるオトコ。
そしてとうとうある雪の朝、源氏は末摘花の正体を見てしまう。
見なきゃイイノニ。

寂聴さんの訳によると、

座高がイヤに高く、胴長。その鼻は普賢菩薩の乗り物の象のよう。
先の方が垂れ下がり、赤い。
顔色は蒼白で、むやみにおでこが広い。
とにかく痩せていて、肩のあたりは痛そうな程ゴツゴツ している。
着物も若い姫君が着るにはあまりにも古びていて、
時代遅れのその姿は気の毒に思える。

その姿を見た男は、呆れてモノも言えず、いたわしくも思われ、
そそくさと自宅に逃げ帰ってしまう。
しかし、女は無欲がゆえに男に好まれてしまうのだ。
普通の器量なら、言い寄る男もいるだろう。
しかしこの様子では、自分がいなければ、誰も面倒を見るモノはいない。
この姫君はあの朽ちかけた古い屋敷で、どうやって暮らすのか・・・・
思案した男は自分の元に姫君を呼び寄せ、一生面倒を見るのである。

2008年11月28日金曜日

秋から冬へ





一枚目の写真はシモツケの紅葉。シモツケの品種もたくさんあり、色も様々だが
これは見事に紅葉してくれた主(あるじ)思いの「シモツケ」。
写真を撮る前に周囲の雑草を取り去り、伸びすぎた枝を整え、本番の撮影へ。


【 水仙】 今年初めての開花。それも一株だけ。その香りは冬の貴重品。

Narcissusという学名は、ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスに由来する。
神話によると、ナルキッソスは、その美しさに様々な相手から言い寄られたものの、
高慢にはねつけ恨みを買った。
ついには、そんな彼への呪いを聞き入れた復讐の女神ネメシスにより、
水鏡に映った自分自身に恋してしまった。
水面の中の像は、ナルキッソスの想いに決して応えることはなく、
彼はそのまま憔悴して死ぬ。
そして、その体は水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わった、というものである。
だからこそスイセンは水辺であたかも自分の姿を覗き込むかの様に咲くのである。
(wikiから拝借)
私も気を付けなければイケナイ。知らないうちに恨みを買っているかもしれない
・・・・ココ、突っ込むところです(>_<)

柿の木の下には、数限りなく水仙の球根が植えられており、
殆ど群落の様相を呈していた。
それは、あまり好きではない。
一株、二株ではボリウムがないけれど、ありすぎるのは風情に・・・・・・欠ける。
ということで、今年の春、「エイヤッ」と、半分に減らしました。
夏場はかれてタダの地面に戻ったが、
10月くらいからニョキニョキと新芽がお出まし。

水仙は葉が枯れるまでそのままにしておくと、球根が太るそうです。(wikiより)
今年も立派な水仙が咲くでしょう。

wikiは知恵袋と双璧です。

2008年11月21日金曜日

マニアック


10日ほど前に撮影した常緑アジサイの写真。
店頭ではあまり見ない植物で(今のところ)
ニワシノハヤシ(敬称略)も知らなかった。
へへへへっ。
参考文献によると「中国南部、ヒマラヤ、マレーシアなどの高山から亜高山帯に生える装飾花無しの常緑低木。アジサイに近縁のディクロア属。秋には濃青色の液果がなる。『常山アジサイ』『中国アジサイ』とも呼ばれる。」
アジサイは普通ガクがあり、それを花だと思われていることが多い。
だからこの写真を見て、アジサイだと判断できる人は少ないと思う。
私も久留米の緑化センターで初めて対面したときは
「ナゼにアジサイと名乗るのじゃ?そちは」と思った。
しかし、よ~く見ると確かにアジサイの花だった。
因みに「ガク」ではなく、装飾花という名前のようですね。
この緑化センターは何時間いても飽きないワンダーランド。
友人と行くと呆れられてしまうので、最近は一人で行くことにしている。
特にこの緑化センター内の○○○という山野草の店は足を踏み入れると
1時間は出ることができない程珍しい植物に満ちている。
店頭で売られているミソハギという花、
ウチの庭にも咲いているがは殆どがピンク~紫系。
しかしこの店には黄色のミソハギがあった。
値段はピンク系の3~4倍。迷って迷って迷ったあげく買いました。
「旦那、珍しい花がありまっせ」・・・・・そのセリフ、クラクラします。
ついでに言うと、アンティークショップも一人がいい。軽く半日はイケル。
買うつもりはなくても、見るだけで心躍り出す。
もう置くところがないから買えないと分かっていても、
セールの案内が来るともう落ち着かない、ソワソワする。
今日は見るだけ・・・と心に決めて出かけたのに財布の中には
クレジットカードの利用明細が入っているのはナゼ?
中年のオトコがニヤニヤしながらアンティーク家具を見てたら、
相当な変人だと思って間違いない。 
「遊びをせんとや生まれけむ」  けだし名言である。
この言葉を頼りに生きていると言っても華厳の滝ではなく、過言ではない。

2008年11月18日火曜日

紅葉







上から順番にミソハギ、ハナミズキ、**** そして カシワバアジサイ。
3番目は何でしょうか、これが今日の問題です。
答えは(早ッ、溜めもなんもなし)キキョウです。
紅葉と言えば普通、モミジ、イチョウ、ハゼ、ナラ
(ナラと言えば奈良。先週、奈良の国立博物館に行き、正倉院展を見てきました。
大混雑でしたが、堪能してきました。)などを思い浮かべますが
天の邪鬼にはそんな普通の紅葉は面白くない。
そこで見つけた草紅葉(クサモミジ)。
特にキキョウの葉は、緑と赤紫が自然のモノとは思えないコントラストを
作っていました。オドロキの一品でした。
玄関の前にシンボルツリーとして植えたハナミズキの渋い赤茶も
「いとヲカシ」の世界です。
奥山にもみじ踏み分け鳴く鹿のこゑ聞くときぞ秋は悲しき  BY 猿丸太夫
紅葉と言えば福岡市内にある名園、友泉亭に先々週行きました。
が、やはりまだ紅葉には早く、ちらりとも見えません。
係りの人は「やはり20日過ぎ頃が見頃でしょう」と仰ってました。
近いうちに、博多住吉の落水園、平尾の松風園を覗いてみるかな。
博多駅の北、御供所町辺りの紅葉も去年は随分ダイナミックでした。
11/21追記 「楽」水園に行きました。漢字が間違ってました。訂正します。
因みに紅葉は、まだ全然でした。紅葉の前に雪降ってどうすんの?

2008年11月15日土曜日

まさか・・・・


以前、庭の柿の実を食べて、糞をする犬がいると憤慨していた亭主であるが、
もしかしたらそれは間違いで、コイツの仕業かもしれない(↑ 参考画像)。
昨夜、深夜に帰宅したところ、家の前の道路に二頭の犬が見えた。
しかしそれは3秒後には犬ではなく、イノシシだと判明した。
鳴き声が「ワンワン」ではなく、「ブヒッブヒッ」っだたから。ブヒッだよ、ブヒッ。
よ~く目を凝らして見ると(凝らさなくても・・・)
犬とは似ても似つかないモッサリしたフォルム。足が短い。
(誰だ、亭主と一緒といってるヤツは!!)
二匹は道路に置いてあったゴミ袋を物色していたのだ。
この地区は火曜と金曜の深夜にごみ出しをするのだが、
今まで何度かゴミ袋が破られて、回収車が来る前に散乱していることがあった。
もちろん犬や猫、果てはカラスの仕業もあるだろうが、
こいつらの犯行の可能性もある。
その後二頭は、隣の家の庭に入り込んだと思ったら、
その家の犬がけたたましく吠えだした。深夜の咆吼、これも過去に何度もあった。
とても近所迷惑である。市役所にねじ込むか!・・・・・・・ウソです。
当豪邸は福岡市の西の外れにあり、市内とは言え、自然が多い
=田舎っちゅうことね。 100Mも歩けば雑木林もある。
でもさすがに、庭にイノシシが遊びに来ることは予想していなかった。
シシ鍋用のデカイ鍋、ナフコにあるだろうか・・・・・
食い意地が張っている亭主では、ある。

2008年11月5日水曜日

柿の実



先の住人が残してくれたモノの中で
一番インパクトのあるモノが、この柿の木。
昨年は鈴なりに実を付け、食べきれないので
近所の人に食べてもらおうと、篭に入れて
玄関先へ。半日でキレイになくなりました。近所の人が同じように畑でとれた野菜を無料で持ち帰り下さいと、自宅の庭先に置いてあった。
それも真似たらちょっと気持ちよかったなぁ。
で、今年である。憤慨している。 何に?
カメムシじゃ。あの憎きカメムシが柿の実を食べる(刺して果汁を吸う?)と、
そこがいたんで果肉も黒くなり、味も落ちる。
更に憎きこと、この上ないのは、全部の実に吸い付いていたということ。
全部だよ、全部。これもダメ、あれもダメ・・・・調べて見たら100%ダメでした。
しかし、痛んでいるところを削って食べたら、うまかった。
見かけじゃないよ、果物も人も・・・・と、誰に言ってるのか?
今年は各地で被害があったそうです。うちだけじゃなかった。少しほっとした。
柿の実のトラブルは、もう一つある。それは犬の糞。
夜中に、近所を散歩させる人がいるらしく、犬がウチの入り口の所に糞をする。
その糞の中に柿の種(ピーナツ入り・・・じゃないよ~)がたくさん混じっている。
そう、うちの庭の、落ちた柿の実を食べ、わざわざ庭先で糞を垂れている。
おいぬ様、どうそしっかり飼い主をしつけて下さい。
激高した私が柿の実に○○を仕込んだりしないように。
右の写真のタイトルは 「窓辺にたたずむ二人」 二人は誰かって? 
それはカキのみぞ知る。

2008年11月4日火曜日

花札


花札と言っても「猪、鹿、蝶」のアレではなく、花の名札。
正式にはなんと呼ぶのでしょうか?
今年2月に庭の植え込みを始めた頃には、気分が乗っていたので
「さぁ、カッコイイ名札を作るぞ」と、木製のお札(?)をたくさん作り、
墨で名前を書き、防湿のために「ろう」を塗ったりしたが半年後の今、文字は消え去り、まるで10年もののの「卒塔婆」になり果てた。戒名がズラーッと並ぶのは、墓場だけで十分。ということで、グッデイ、西福岡店へGO! 
加工済み木材の売り場で、アクリル板を発見。0.2 0.5 1MMと種類があり、
値段もまちまち(当たり前田のクラッカー、古!)
担当のスタッフに、ハサミかカッターで切れるのはどれかと尋ねたら0.2か 0.5。
「カッターで2~3回切れ目を入れて、あとはへし折る感じになりますよ~」と
お気楽に答えてくれてアリガトウ。0.5を5枚ほど購入して自宅で切り込み開始。
言われた通りカッターを入れ、あとはパリッとへし・・・・折れた。 おぅ!簡単。
30センチ×20センチの板を二分割、さらにそれを八分割して、1枚で16枚作成。
マジックで名前を書いて(魔法じゃないよ、マジックインキ)いざMY GARDENへ。
ガ~ン、薄くてコシがないから土に突き刺せない。
仕方ないから、少し穴を掘って埋めることに。
1MMの奴なら木槌で叩けば、入ったんだろうけど
0.5MMだと、ふにゃふにゃで叩けませんでした。
まぁ、ちょいと手間はかかるけどナントカ役には立つようです。
(写真は新旧の名札たち~黒いのが卒塔婆、ではありません木製の名札です)


2008年11月3日月曜日

遺跡発掘?~いえいえ、芝貼り工事です


ブログを書くための墨を切らしていたので、しばらく書くことができませんでした。
・・・・結構強い意志がないと続けられないことが、よく分かりました。
さてさて、芝生です。今までの植物の中で、一番の難敵でした。
先の住人が庭の一部に、芝をはやしていたので
それを広げようと画策したまでは良かったのですが、なにせズブの素人。
な~んも考えナシに初めてモンだから、悔やむことしきり
・・・まぁ、いつもの事ですがネ。
芝は、張る前の準備が大変。
まず、土を2~30センチ掘り起こし、石や植物の種、根っこを取り払う。
そのあと水はけを良くするために下の方に粗めのボラ土などを入れ、
それから腐葉土、砂、肥料などを混ぜ、土を肥沃にする。
土が酸性なら、石灰を混ぜて中和する。
土をいれて数日、肥料が馴染んでからいよいよ芝貼りとかと思ったら、まだある。
土の表面を平らにして、芝がフラットに育つ準備も必要・・・へ~そうですか。
これだけの工程を経てやっと芝貼りにたどり着くのであるが、
ワタクスは殆ど省力して、5センチほど土を耕し、
その上に30センチ四方に切られたパッチワークのような芝を、適当に貼っていった。
貼り終えたら、芝の隙間に目土と呼ばれる砂を入れて行く・・・これが面倒。
表面にも砂を撒く。貼る芝の面積に合わせて目土を準備するのだが、
貧乏性なのでいつも足りない。その都度ナフコに足を運ぶ。
ニワシノハヤシ君によれば、海辺の砂でOKだとか。
芝の弱点は、ナンと言っても、乾燥。
この砂が乾燥を防いでくれるし、栄養にもなるそうです。
確かにテレビで見るゴルフ場の芝は、いつも青々しており、
スプリンクラーで散水している様子を見ることも多い。
夏場は朝と夕方二回は撒いた方がいいと、yahooの知恵袋は教えてくれました。
上の写真はつい最近の芝貼りの様子です。
少しは勉強して、貼る段取りも上手になったのですが、
さすがに30センチも土を掘ることは体力的に無理なので、
10センチで勘弁してもらいました・・・誰に?
コンクリートブロックは、車よけです。
これを置かないと、ここの住人は芝を貼ったことを忘れて、
必ずズカズカと踏み込んでしまいます。
芝貼り3日目にして既に2回、ブロックを倒しています。
おそるべき忘却力です。


2008年10月21日火曜日

朝の顔 昼の顔~りんどう



一番上が9/18の昼間撮影したもの。
二番目が10/14早朝、 三番目が10/20午前9時頃 撮影。
一ヶ月で随分花芽が付きました。二倍くらいにはなってますね。
毎日見ていると大きな変化はないのですが、
こうやって写真に撮って比べると、その変化は一目瞭然です。
時間によって、花弁が変化することも分かりました。
朝から昼にかけて花は開き、夜になるとつぼむ。
チューリップの花も夕方には閉じ、朝から開く。
それを何回か繰り返し、最期はハラハラと花弁を落としてしまう。 
リンドウも同じなんですね、知りませんでした。

園芸店の店先に並んだリンドウは、品種改良されて色も様々。
クリームっぽい白、ピンク、赤紫から、濃い紫、更には白と紫の二色使いもあります。
「甘木りんどう」と言う名前を見つけては、「ホホウ、県産品か」と口元がゆるむ。
そう言えば、去年植えたリンドウはどこへ消えたんだろう?と思っていたら、
現れました、ダンギクの隣にヒョロヒョロと1本だけ。
初めは「何の花だろう?」と疑問に思い、「雑草なら抜いてしまおう」と手を伸ばすも
「万一、自分で植えた花ならカワイソウ」と継続審議に。紫の花が咲きました。
これがあるから、宿根草は止められない。

2008年10月20日月曜日

マザーテレサ 愛の映画祭

http://sky.geocities.yahoo.co.jp/gl/seikazoku365

11/8 前原市の伊都文化会館で開催される
「マザーテレサ 愛の映画祭」関連ブログです。

ワタクスもミニコンサートで参加しますので、暇なら来て下さい。(無料です)

2008年10月19日日曜日

三題噺



庭の話は、ちと休憩。

網、炭取り、コーヒーミル。 三題噺。
オイシイコーヒーを飲みたくて、とうとう禁断の「自家焙煎」に、手を染める。

生豆はネットで簡単に手に入った。
業務用のコーヒー豆を販売するサイトを見つけてすぐに連絡を取る。
連絡と言っても、注文のメールを送るだけ。簡単簡単。
1時間もしないうちに、そこのスタッフから折り返しのメール到着。
値段も信じられないくらいの安さ。
普通の店頭価格とは、あまりにも落差があり、驚く。
あとはローストする機械を探すがどれも値段が高くて、手が出ない。
しかし、どこかのサイト偶然で見かけた、
「金網でできたフライパンのような調理器具」を探す。
苦労の末、コーヒー豆を販売する別のサイトで発見。
「これこれ」と早速、メールを送る。簡単簡単(再)。
豆とロースト用の網(フライパンモドキ)は3日で準備できた。
早速ガスレンジで焙煎開始。 パチパチとはぜる音がしたら、火が通った証拠。
節分の豆を煎るのと同じで、難しくはないが・・・どういう状態が一番良いかは
実際に挽いて飲んでみなければ判らない。
と、その時ひらめいた「七輪で炭火ローストコーヒー」だな。

続きは明日。

明日(20日)になりましたので、炭火焼きローストの顛末を。
倉庫に、前の住人が残してくれた七輪があるのを思いだし、
コーヒー豆をそいつでローストしようとひらめいたオヤジ、早速準備にかかる。
炭は、部屋の臭い消しのために買って、使っていないモノがあった。
火起こし(先にガスコンロで炭に種火を付けておくタメの片手鍋のようなもの)を買いに近くのナフコへ。
店をぶらついていたら良いモノ発見=着火剤。
よくバーベキューやキャンプなどで使う固形のやつ。
値段も安いので、早速こっちを購入。9ピース入りで98円。
家に帰り、七輪に炭を入れ、着火剤に火を付け、火をおこす。
火の付きが悪いので、チラシや新聞紙、枯れ枝などを混ぜて火をおこす。
コーヒー豆を火にかけ、焙煎すること20分。パチパチとはぜてきて、できあがり。
鍋を休みなく動かしていないと焦げるので、腕が痛い。
少しでも手を休めると・・・豆が真っ黒。
中までちゃんと火が通っているか心配だったが、大丈夫~ウマく行った。
これを繰り返すこと4回。都合200G程焙煎したところで、炭火が終了。
店頭で炭焼きコーヒーという表示をよく見るが、あれはまやかしだな。
炭は長い時間使えないし、熱量が安定していない。一度に焙煎できる量が限られる。
市販できるような量を焙煎するのは、とてもじゃないが、無理だろう。 今流行の「偽装」か?
「炭焼き風コーヒー」なら許してやってもいい。

2008年10月16日木曜日

石蕗




石蕗・・・ツワブキ。
春先にはその若い茎を剥き、茹でて食べる・・・・・いわゆる山菜の一種。
これは全国的なことだろうと思っていたら、そうではなかった。
中国地方の友人はまったく知らない。
こんなにウマイモノを喰わないなんてもったいない。
しかし、食べるまでの下ごしらえが大変だ。
皮を剥くとアクのせいで、手が真っ黒になる。それからじっくり茹でる。
若い茎は柔らかくておいしいが、成長しすぎると堅くなる。旬が、やはりオイシイ。
秋になるとツワブキの黄色の花がそこかしこに咲き乱れる。
つぼみを見ると、結構頑丈そう。(写真 上)
同じ時期に咲くシオンと一緒で、単衣のキクの花に似ている。
夏場、その厚い葉はグランドカバーの役で庭の緑を保ってくれるが、
生命力が強すぎて他の植物を根絶やしにしてしまう。
それを防ぐために、不本意ながら今年は随分とに間引いた。
みかん畑では、この花とみかんの実が秋の色を競う。
十月半ば、気温が25度を超す日もまだあるが、中秋の名月は美しかった。

2008年10月13日月曜日

冬の花だと思っていたら~サザンカ


サザンカ(山茶花)と言えば、椿と並び冬の花の代名詞。(と、勝手に思ってます)
長崎の実家には、亡くなった父が植えた山茶花が、毎年立派に咲いていました。
常緑樹なので一年中緑が濃く、花の期間も長いので、
冬の間十分に堪能していました。ところが・・・・
ウチの庭の、日当たりもあまり良くない場所に植えたのに、
もう咲いています。(上の写真) 
予感は、ありました。
この写真をとる前日に、つぼみを見つけ写真を撮りました。(2番目)
これはピンクでしたが、まだ咲くには数日かかるだろうと油断していたら、
隣の白花が翌日、フライング気味に咲いてしまいました。
今までなかった花がある日そこに突然現れると、驚きます。
シマッタという気持ちになります・・・俺様に無断で咲きおって、こいつら~!と。
この庭の住人は、とても短気で、始末に負えません。
庭師、つきあってくれてアリガトよ。


2008年10月8日水曜日

キンモクセイ

秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞ驚かれぬる

お馴染み藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆきあそん)の歌(古今和歌集 4集 秋)
この歌を聞くと、いつもキンモクセイを思い浮かべる。
ある日突然、どこからともなくこの花の香りが漂ってくる。
近くにキンモクセイが植えられているんだなと、廻りを探す。
割と背の高い木だからすぐに居場所が分かる。
この花が咲くと、その香りが秋が来たことを知らせてくれる。

ハッキリ目に見えて秋が来たと言うのではないが、風の音を聞くと秋を感じるこの頃

ウチの庭は、秋の花がたくさんあるので、キンモクセイの香りの前に
秋の到来はちゃんと判っているのだが、
やはりこの花の香りは秋を代表する自然の恵み。
香りに酔うという表現がピッタリです。
この花を原料にしたお酒があるそうな。
その名は「桂花酒」、甘い香りがするお酒でしょうか。 下戸なので飲めませんが・・・

今日は十月八日、季節は本格的な秋へ向かっている。
この庭の住人も、人生の秋を迎えている感ずぃ~好きなことガシガシやるぞっと。

2008年10月5日日曜日

ホトトギス


ホトトギス 時鳥 不如帰。
その花の紋様が鳥のホトトギスに似ているから、この名前が付いたらしいが、
実際には、その鳥をまだ見たことがない。
花自体は白地に紫、とても地味です。

今年の福岡の秋は、ある日突然訪れました。
「台風の影響で、今夜の雨が上がったら、空気が入れ替わります」と
ラジオで天気予報が流れた翌日、空気が本当に入れ替わりました、驚きです。
前の日の空気とは別物でしたね。天気予報、侮れません。

しか~し、最近の天気予報で気になる表現があります。

「夜の初めの頃」・・・これ、何ですか?
「宵」という言葉を抹殺するとは悲しいことです。
「宵」を初め「夜半」「深夜」「暁の頃」「未明」・・・
刻々と変化する夜の様を表す言葉があり、
それを楽しめるのが日本人の特性だと思うのですがねぇ。
わかりにくいから、判りやすくて簡単な表現を使う。
これは明らかに「言葉の退化」です。 

2008年9月29日月曜日

お茶の花


お茶の花は椿を小さくしたような形で、
花びらは白、中心が黄色の地味な花です・・・・見りゃ、判るって。
九月初め頃、ちいさな蕾が顔を出し、今は三分咲きくらい。

「庭にお茶の木を植える」と言ったら知り合いは皆、
口裏を合わせたように、ありがたくも
「毛虫が付くよ! やめた方がいい」と進言してくれました。
しかし庭師の林君と相談したら、
和の庭にはやはりこれしかないということで決定。

家の北側に植えたので十分に育つか心配していましたが、
植えた十本は、モグラと毛虫の攻撃にも耐え、
何とか一本も欠けることなく育っています。
実は梅雨前に一本だけ枯れかけたのですが、抜くのをためらっていたら
脇の方から新芽が出て命を永らえました。
他の木よりもいくらか小振りですが、グングンと成長しています。
ガンバレ、ジュニア。

2008年9月28日日曜日

キキョウ ノボタン



9/18キキョウが咲いたのは7月だったと書きましたが、

先週の終わり頃からまたキキョウが咲き始めました。

この花の新芽(若葉)はある特定の虫が好んで食べるので、

悲惨な姿をさらしていました・・・本当に、トホホホです。

「虫憎し」の思いで殺虫剤を3度ほど散布したのが効いたのか、

それとも単に秋の訪れと共に虫がいなくなったのか、

新芽が育ち、花が咲いたようです。やはり秋の植物のようです。(上の写真)
他の植物もそうですが、一度花の季節が終わったかに思えるものでも、
再度ピークを迎える花も少なくありません。
2番目の写真は、ノボタン。
写真では色がキレイに出ていませんが、見事な紫紺です。
この花も7月~8月に一度ピークを迎えましたが、
この一週間ほどで花の数を増やし、鮮やかな紫を誇っています。

紫と言えば、紫の上・・・
源氏が、とある僧津の庵で見初めた十歳ほどの若紫を、
自分の手元で素晴らしい女性に育て上げ、年頃になって自分の妻にする。
その知性と美貌、人柄の良さは希有な存在で、源氏が一番愛した女性でした。
しかし彼女は、源氏が帝の娘、女三宮と結婚することを知り、大きく失望する。
その後も源氏の浮気癖は一向に治らない。
源氏を信じることのできない紫の上は表面では冷静を保ちながらも、
心はドンドン源氏から離れていく。 
そして幾度も出家を願い出るも、源氏は首をタテに振らない。
いつしか重い病が彼女を襲い、ついにはみまかってしまう。 哀れな紫の上。
失って初めて彼女の存在の大きさ、女性としてのすばらしさに気づく源氏だった。

2008年9月23日火曜日

夕顔




頭中将の思われ人でありながら、源氏から強引に言い寄られ、

その神々しいばかりの美しさに魅了されてしまう夕顔。

自分の身分が低さから、源氏の前では素直でいじらしい姿を見せる。
源氏の廻りは身分が高く知的でプライドが高い女性が多かったので、
夕顔の控えめで、けなげな様子が源氏の愛を更に増幅させてしまう。
しかし、彼女は嫉妬に狂った六条御息所の亡霊に殺されてしまう運命に。
儚すぎる夕顔のいのち。

夕顔の花・・・・・夕方咲き出し、翌朝には儚くなってしまうところは、
夕顔の君と同じかもしれない。
しかしその花はアサガオの二倍はあるし、蔓もしっかりとしている。
何よりその生命力は頑強で、きっと夕顔の君の百倍はあろうかと思われる。
因みに、かんぴょうの原料となるのは別の種類。

2008年9月18日木曜日

秋の七草~萩


秋の七草と言えば、山上憶良が詠んだこの歌が有名(だそうです)

「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」(万葉集・巻八 1538)

「 瞿麦の花」 は撫子(ナデシコ)。 萩は今が丁度盛りです。
道路から敷地への登り口に白と紫の萩を植えていますが、
紫は枝がヤヤ細く、葉と花の重みで全体的にずいぶんと垂れています。
白は紫に比べて幹が太く、上にまっすぐ伸びて、枝分かれしています。
白も花は十分付いていますが、幹が割と頑丈なので「立っている」姿に見えます。
もしかしたら同じ萩でも品種が違うのでしょうか。

この歌の中の「朝貌(あさがお)」は桔梗であるという説がもっぱらですが・・・
他の花は確かに秋に咲くのですが、桔梗だけは少し早く、うちでは7月に咲きました。
朝早く咲き、昼にはしぼむいわゆる「アサガオ」は夏の花のイメージですが、今現在も咲いています。
本当の朝貌は何だったんでしょう。教えてオクラさん。

2008年9月16日火曜日

夏の名残の花 2



百日紅と書いてサルスベリ。
その名の通り、花の期間がほんとうに長い樹木です。
庭の写真を撮り溜めていたのも見たら、
7月の初めには咲き始め、今も満開をキープしています。
この木は昨年長崎の家を引き払うとき、
そう一番暑い八月に家財と一緒に越してきた唯一の木です。
根付くのは無理だろうと思いながら、一縷の望みを託して植えましたが
私の小さな希望を叶えてくれた、主(あるじ)思いの植物でした。
因みに上の写真が7/7撮影、下が本日分。

2008年9月15日月曜日

敬老の日


ダンギクという花。

「キク」という名前が付いているけれど、キクの仲間ではなく

クマツヅラ科(私は、初耳です)で、親戚には「ハナデマリ」「バーベナ」がいます。

写真の通り、花が段々に咲くのでこの名が付いたのでしょう。

一枝で蕾~咲ききるまでの経過が、まるで分解写真のように楽しめます。

これは紫がかった青ですが、他に白・桃色もあるそうです。


近くの集会所では、敬老会のイベントでカラオケ大会が行われていますが

聞こえてくるのは、元気なおばあさんの歌声ばかりです。

爺さんは焼酎でも飲んで寝てるのでしょうか?