2008年11月21日金曜日

マニアック


10日ほど前に撮影した常緑アジサイの写真。
店頭ではあまり見ない植物で(今のところ)
ニワシノハヤシ(敬称略)も知らなかった。
へへへへっ。
参考文献によると「中国南部、ヒマラヤ、マレーシアなどの高山から亜高山帯に生える装飾花無しの常緑低木。アジサイに近縁のディクロア属。秋には濃青色の液果がなる。『常山アジサイ』『中国アジサイ』とも呼ばれる。」
アジサイは普通ガクがあり、それを花だと思われていることが多い。
だからこの写真を見て、アジサイだと判断できる人は少ないと思う。
私も久留米の緑化センターで初めて対面したときは
「ナゼにアジサイと名乗るのじゃ?そちは」と思った。
しかし、よ~く見ると確かにアジサイの花だった。
因みに「ガク」ではなく、装飾花という名前のようですね。
この緑化センターは何時間いても飽きないワンダーランド。
友人と行くと呆れられてしまうので、最近は一人で行くことにしている。
特にこの緑化センター内の○○○という山野草の店は足を踏み入れると
1時間は出ることができない程珍しい植物に満ちている。
店頭で売られているミソハギという花、
ウチの庭にも咲いているがは殆どがピンク~紫系。
しかしこの店には黄色のミソハギがあった。
値段はピンク系の3~4倍。迷って迷って迷ったあげく買いました。
「旦那、珍しい花がありまっせ」・・・・・そのセリフ、クラクラします。
ついでに言うと、アンティークショップも一人がいい。軽く半日はイケル。
買うつもりはなくても、見るだけで心躍り出す。
もう置くところがないから買えないと分かっていても、
セールの案内が来るともう落ち着かない、ソワソワする。
今日は見るだけ・・・と心に決めて出かけたのに財布の中には
クレジットカードの利用明細が入っているのはナゼ?
中年のオトコがニヤニヤしながらアンティーク家具を見てたら、
相当な変人だと思って間違いない。 
「遊びをせんとや生まれけむ」  けだし名言である。
この言葉を頼りに生きていると言っても華厳の滝ではなく、過言ではない。