2008年10月19日日曜日

三題噺



庭の話は、ちと休憩。

網、炭取り、コーヒーミル。 三題噺。
オイシイコーヒーを飲みたくて、とうとう禁断の「自家焙煎」に、手を染める。

生豆はネットで簡単に手に入った。
業務用のコーヒー豆を販売するサイトを見つけてすぐに連絡を取る。
連絡と言っても、注文のメールを送るだけ。簡単簡単。
1時間もしないうちに、そこのスタッフから折り返しのメール到着。
値段も信じられないくらいの安さ。
普通の店頭価格とは、あまりにも落差があり、驚く。
あとはローストする機械を探すがどれも値段が高くて、手が出ない。
しかし、どこかのサイト偶然で見かけた、
「金網でできたフライパンのような調理器具」を探す。
苦労の末、コーヒー豆を販売する別のサイトで発見。
「これこれ」と早速、メールを送る。簡単簡単(再)。
豆とロースト用の網(フライパンモドキ)は3日で準備できた。
早速ガスレンジで焙煎開始。 パチパチとはぜる音がしたら、火が通った証拠。
節分の豆を煎るのと同じで、難しくはないが・・・どういう状態が一番良いかは
実際に挽いて飲んでみなければ判らない。
と、その時ひらめいた「七輪で炭火ローストコーヒー」だな。

続きは明日。

明日(20日)になりましたので、炭火焼きローストの顛末を。
倉庫に、前の住人が残してくれた七輪があるのを思いだし、
コーヒー豆をそいつでローストしようとひらめいたオヤジ、早速準備にかかる。
炭は、部屋の臭い消しのために買って、使っていないモノがあった。
火起こし(先にガスコンロで炭に種火を付けておくタメの片手鍋のようなもの)を買いに近くのナフコへ。
店をぶらついていたら良いモノ発見=着火剤。
よくバーベキューやキャンプなどで使う固形のやつ。
値段も安いので、早速こっちを購入。9ピース入りで98円。
家に帰り、七輪に炭を入れ、着火剤に火を付け、火をおこす。
火の付きが悪いので、チラシや新聞紙、枯れ枝などを混ぜて火をおこす。
コーヒー豆を火にかけ、焙煎すること20分。パチパチとはぜてきて、できあがり。
鍋を休みなく動かしていないと焦げるので、腕が痛い。
少しでも手を休めると・・・豆が真っ黒。
中までちゃんと火が通っているか心配だったが、大丈夫~ウマく行った。
これを繰り返すこと4回。都合200G程焙煎したところで、炭火が終了。
店頭で炭焼きコーヒーという表示をよく見るが、あれはまやかしだな。
炭は長い時間使えないし、熱量が安定していない。一度に焙煎できる量が限られる。
市販できるような量を焙煎するのは、とてもじゃないが、無理だろう。 今流行の「偽装」か?
「炭焼き風コーヒー」なら許してやってもいい。