2008年10月5日日曜日

ホトトギス


ホトトギス 時鳥 不如帰。
その花の紋様が鳥のホトトギスに似ているから、この名前が付いたらしいが、
実際には、その鳥をまだ見たことがない。
花自体は白地に紫、とても地味です。

今年の福岡の秋は、ある日突然訪れました。
「台風の影響で、今夜の雨が上がったら、空気が入れ替わります」と
ラジオで天気予報が流れた翌日、空気が本当に入れ替わりました、驚きです。
前の日の空気とは別物でしたね。天気予報、侮れません。

しか~し、最近の天気予報で気になる表現があります。

「夜の初めの頃」・・・これ、何ですか?
「宵」という言葉を抹殺するとは悲しいことです。
「宵」を初め「夜半」「深夜」「暁の頃」「未明」・・・
刻々と変化する夜の様を表す言葉があり、
それを楽しめるのが日本人の特性だと思うのですがねぇ。
わかりにくいから、判りやすくて簡単な表現を使う。
これは明らかに「言葉の退化」です。