2008年9月18日木曜日

秋の七草~萩


秋の七草と言えば、山上憶良が詠んだこの歌が有名(だそうです)

「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」(万葉集・巻八 1538)

「 瞿麦の花」 は撫子(ナデシコ)。 萩は今が丁度盛りです。
道路から敷地への登り口に白と紫の萩を植えていますが、
紫は枝がヤヤ細く、葉と花の重みで全体的にずいぶんと垂れています。
白は紫に比べて幹が太く、上にまっすぐ伸びて、枝分かれしています。
白も花は十分付いていますが、幹が割と頑丈なので「立っている」姿に見えます。
もしかしたら同じ萩でも品種が違うのでしょうか。

この歌の中の「朝貌(あさがお)」は桔梗であるという説がもっぱらですが・・・
他の花は確かに秋に咲くのですが、桔梗だけは少し早く、うちでは7月に咲きました。
朝早く咲き、昼にはしぼむいわゆる「アサガオ」は夏の花のイメージですが、今現在も咲いています。
本当の朝貌は何だったんでしょう。教えてオクラさん。