2008年11月28日金曜日

秋から冬へ





一枚目の写真はシモツケの紅葉。シモツケの品種もたくさんあり、色も様々だが
これは見事に紅葉してくれた主(あるじ)思いの「シモツケ」。
写真を撮る前に周囲の雑草を取り去り、伸びすぎた枝を整え、本番の撮影へ。


【 水仙】 今年初めての開花。それも一株だけ。その香りは冬の貴重品。

Narcissusという学名は、ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスに由来する。
神話によると、ナルキッソスは、その美しさに様々な相手から言い寄られたものの、
高慢にはねつけ恨みを買った。
ついには、そんな彼への呪いを聞き入れた復讐の女神ネメシスにより、
水鏡に映った自分自身に恋してしまった。
水面の中の像は、ナルキッソスの想いに決して応えることはなく、
彼はそのまま憔悴して死ぬ。
そして、その体は水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わった、というものである。
だからこそスイセンは水辺であたかも自分の姿を覗き込むかの様に咲くのである。
(wikiから拝借)
私も気を付けなければイケナイ。知らないうちに恨みを買っているかもしれない
・・・・ココ、突っ込むところです(>_<)

柿の木の下には、数限りなく水仙の球根が植えられており、
殆ど群落の様相を呈していた。
それは、あまり好きではない。
一株、二株ではボリウムがないけれど、ありすぎるのは風情に・・・・・・欠ける。
ということで、今年の春、「エイヤッ」と、半分に減らしました。
夏場はかれてタダの地面に戻ったが、
10月くらいからニョキニョキと新芽がお出まし。

水仙は葉が枯れるまでそのままにしておくと、球根が太るそうです。(wikiより)
今年も立派な水仙が咲くでしょう。

wikiは知恵袋と双璧です。

2008年11月21日金曜日

マニアック


10日ほど前に撮影した常緑アジサイの写真。
店頭ではあまり見ない植物で(今のところ)
ニワシノハヤシ(敬称略)も知らなかった。
へへへへっ。
参考文献によると「中国南部、ヒマラヤ、マレーシアなどの高山から亜高山帯に生える装飾花無しの常緑低木。アジサイに近縁のディクロア属。秋には濃青色の液果がなる。『常山アジサイ』『中国アジサイ』とも呼ばれる。」
アジサイは普通ガクがあり、それを花だと思われていることが多い。
だからこの写真を見て、アジサイだと判断できる人は少ないと思う。
私も久留米の緑化センターで初めて対面したときは
「ナゼにアジサイと名乗るのじゃ?そちは」と思った。
しかし、よ~く見ると確かにアジサイの花だった。
因みに「ガク」ではなく、装飾花という名前のようですね。
この緑化センターは何時間いても飽きないワンダーランド。
友人と行くと呆れられてしまうので、最近は一人で行くことにしている。
特にこの緑化センター内の○○○という山野草の店は足を踏み入れると
1時間は出ることができない程珍しい植物に満ちている。
店頭で売られているミソハギという花、
ウチの庭にも咲いているがは殆どがピンク~紫系。
しかしこの店には黄色のミソハギがあった。
値段はピンク系の3~4倍。迷って迷って迷ったあげく買いました。
「旦那、珍しい花がありまっせ」・・・・・そのセリフ、クラクラします。
ついでに言うと、アンティークショップも一人がいい。軽く半日はイケル。
買うつもりはなくても、見るだけで心躍り出す。
もう置くところがないから買えないと分かっていても、
セールの案内が来るともう落ち着かない、ソワソワする。
今日は見るだけ・・・と心に決めて出かけたのに財布の中には
クレジットカードの利用明細が入っているのはナゼ?
中年のオトコがニヤニヤしながらアンティーク家具を見てたら、
相当な変人だと思って間違いない。 
「遊びをせんとや生まれけむ」  けだし名言である。
この言葉を頼りに生きていると言っても華厳の滝ではなく、過言ではない。

2008年11月18日火曜日

紅葉







上から順番にミソハギ、ハナミズキ、**** そして カシワバアジサイ。
3番目は何でしょうか、これが今日の問題です。
答えは(早ッ、溜めもなんもなし)キキョウです。
紅葉と言えば普通、モミジ、イチョウ、ハゼ、ナラ
(ナラと言えば奈良。先週、奈良の国立博物館に行き、正倉院展を見てきました。
大混雑でしたが、堪能してきました。)などを思い浮かべますが
天の邪鬼にはそんな普通の紅葉は面白くない。
そこで見つけた草紅葉(クサモミジ)。
特にキキョウの葉は、緑と赤紫が自然のモノとは思えないコントラストを
作っていました。オドロキの一品でした。
玄関の前にシンボルツリーとして植えたハナミズキの渋い赤茶も
「いとヲカシ」の世界です。
奥山にもみじ踏み分け鳴く鹿のこゑ聞くときぞ秋は悲しき  BY 猿丸太夫
紅葉と言えば福岡市内にある名園、友泉亭に先々週行きました。
が、やはりまだ紅葉には早く、ちらりとも見えません。
係りの人は「やはり20日過ぎ頃が見頃でしょう」と仰ってました。
近いうちに、博多住吉の落水園、平尾の松風園を覗いてみるかな。
博多駅の北、御供所町辺りの紅葉も去年は随分ダイナミックでした。
11/21追記 「楽」水園に行きました。漢字が間違ってました。訂正します。
因みに紅葉は、まだ全然でした。紅葉の前に雪降ってどうすんの?

2008年11月15日土曜日

まさか・・・・


以前、庭の柿の実を食べて、糞をする犬がいると憤慨していた亭主であるが、
もしかしたらそれは間違いで、コイツの仕業かもしれない(↑ 参考画像)。
昨夜、深夜に帰宅したところ、家の前の道路に二頭の犬が見えた。
しかしそれは3秒後には犬ではなく、イノシシだと判明した。
鳴き声が「ワンワン」ではなく、「ブヒッブヒッ」っだたから。ブヒッだよ、ブヒッ。
よ~く目を凝らして見ると(凝らさなくても・・・)
犬とは似ても似つかないモッサリしたフォルム。足が短い。
(誰だ、亭主と一緒といってるヤツは!!)
二匹は道路に置いてあったゴミ袋を物色していたのだ。
この地区は火曜と金曜の深夜にごみ出しをするのだが、
今まで何度かゴミ袋が破られて、回収車が来る前に散乱していることがあった。
もちろん犬や猫、果てはカラスの仕業もあるだろうが、
こいつらの犯行の可能性もある。
その後二頭は、隣の家の庭に入り込んだと思ったら、
その家の犬がけたたましく吠えだした。深夜の咆吼、これも過去に何度もあった。
とても近所迷惑である。市役所にねじ込むか!・・・・・・・ウソです。
当豪邸は福岡市の西の外れにあり、市内とは言え、自然が多い
=田舎っちゅうことね。 100Mも歩けば雑木林もある。
でもさすがに、庭にイノシシが遊びに来ることは予想していなかった。
シシ鍋用のデカイ鍋、ナフコにあるだろうか・・・・・
食い意地が張っている亭主では、ある。

2008年11月5日水曜日

柿の実



先の住人が残してくれたモノの中で
一番インパクトのあるモノが、この柿の木。
昨年は鈴なりに実を付け、食べきれないので
近所の人に食べてもらおうと、篭に入れて
玄関先へ。半日でキレイになくなりました。近所の人が同じように畑でとれた野菜を無料で持ち帰り下さいと、自宅の庭先に置いてあった。
それも真似たらちょっと気持ちよかったなぁ。
で、今年である。憤慨している。 何に?
カメムシじゃ。あの憎きカメムシが柿の実を食べる(刺して果汁を吸う?)と、
そこがいたんで果肉も黒くなり、味も落ちる。
更に憎きこと、この上ないのは、全部の実に吸い付いていたということ。
全部だよ、全部。これもダメ、あれもダメ・・・・調べて見たら100%ダメでした。
しかし、痛んでいるところを削って食べたら、うまかった。
見かけじゃないよ、果物も人も・・・・と、誰に言ってるのか?
今年は各地で被害があったそうです。うちだけじゃなかった。少しほっとした。
柿の実のトラブルは、もう一つある。それは犬の糞。
夜中に、近所を散歩させる人がいるらしく、犬がウチの入り口の所に糞をする。
その糞の中に柿の種(ピーナツ入り・・・じゃないよ~)がたくさん混じっている。
そう、うちの庭の、落ちた柿の実を食べ、わざわざ庭先で糞を垂れている。
おいぬ様、どうそしっかり飼い主をしつけて下さい。
激高した私が柿の実に○○を仕込んだりしないように。
右の写真のタイトルは 「窓辺にたたずむ二人」 二人は誰かって? 
それはカキのみぞ知る。

2008年11月4日火曜日

花札


花札と言っても「猪、鹿、蝶」のアレではなく、花の名札。
正式にはなんと呼ぶのでしょうか?
今年2月に庭の植え込みを始めた頃には、気分が乗っていたので
「さぁ、カッコイイ名札を作るぞ」と、木製のお札(?)をたくさん作り、
墨で名前を書き、防湿のために「ろう」を塗ったりしたが半年後の今、文字は消え去り、まるで10年もののの「卒塔婆」になり果てた。戒名がズラーッと並ぶのは、墓場だけで十分。ということで、グッデイ、西福岡店へGO! 
加工済み木材の売り場で、アクリル板を発見。0.2 0.5 1MMと種類があり、
値段もまちまち(当たり前田のクラッカー、古!)
担当のスタッフに、ハサミかカッターで切れるのはどれかと尋ねたら0.2か 0.5。
「カッターで2~3回切れ目を入れて、あとはへし折る感じになりますよ~」と
お気楽に答えてくれてアリガトウ。0.5を5枚ほど購入して自宅で切り込み開始。
言われた通りカッターを入れ、あとはパリッとへし・・・・折れた。 おぅ!簡単。
30センチ×20センチの板を二分割、さらにそれを八分割して、1枚で16枚作成。
マジックで名前を書いて(魔法じゃないよ、マジックインキ)いざMY GARDENへ。
ガ~ン、薄くてコシがないから土に突き刺せない。
仕方ないから、少し穴を掘って埋めることに。
1MMの奴なら木槌で叩けば、入ったんだろうけど
0.5MMだと、ふにゃふにゃで叩けませんでした。
まぁ、ちょいと手間はかかるけどナントカ役には立つようです。
(写真は新旧の名札たち~黒いのが卒塔婆、ではありません木製の名札です)


2008年11月3日月曜日

遺跡発掘?~いえいえ、芝貼り工事です


ブログを書くための墨を切らしていたので、しばらく書くことができませんでした。
・・・・結構強い意志がないと続けられないことが、よく分かりました。
さてさて、芝生です。今までの植物の中で、一番の難敵でした。
先の住人が庭の一部に、芝をはやしていたので
それを広げようと画策したまでは良かったのですが、なにせズブの素人。
な~んも考えナシに初めてモンだから、悔やむことしきり
・・・まぁ、いつもの事ですがネ。
芝は、張る前の準備が大変。
まず、土を2~30センチ掘り起こし、石や植物の種、根っこを取り払う。
そのあと水はけを良くするために下の方に粗めのボラ土などを入れ、
それから腐葉土、砂、肥料などを混ぜ、土を肥沃にする。
土が酸性なら、石灰を混ぜて中和する。
土をいれて数日、肥料が馴染んでからいよいよ芝貼りとかと思ったら、まだある。
土の表面を平らにして、芝がフラットに育つ準備も必要・・・へ~そうですか。
これだけの工程を経てやっと芝貼りにたどり着くのであるが、
ワタクスは殆ど省力して、5センチほど土を耕し、
その上に30センチ四方に切られたパッチワークのような芝を、適当に貼っていった。
貼り終えたら、芝の隙間に目土と呼ばれる砂を入れて行く・・・これが面倒。
表面にも砂を撒く。貼る芝の面積に合わせて目土を準備するのだが、
貧乏性なのでいつも足りない。その都度ナフコに足を運ぶ。
ニワシノハヤシ君によれば、海辺の砂でOKだとか。
芝の弱点は、ナンと言っても、乾燥。
この砂が乾燥を防いでくれるし、栄養にもなるそうです。
確かにテレビで見るゴルフ場の芝は、いつも青々しており、
スプリンクラーで散水している様子を見ることも多い。
夏場は朝と夕方二回は撒いた方がいいと、yahooの知恵袋は教えてくれました。
上の写真はつい最近の芝貼りの様子です。
少しは勉強して、貼る段取りも上手になったのですが、
さすがに30センチも土を掘ることは体力的に無理なので、
10センチで勘弁してもらいました・・・誰に?
コンクリートブロックは、車よけです。
これを置かないと、ここの住人は芝を貼ったことを忘れて、
必ずズカズカと踏み込んでしまいます。
芝貼り3日目にして既に2回、ブロックを倒しています。
おそるべき忘却力です。