2008年10月21日火曜日

朝の顔 昼の顔~りんどう



一番上が9/18の昼間撮影したもの。
二番目が10/14早朝、 三番目が10/20午前9時頃 撮影。
一ヶ月で随分花芽が付きました。二倍くらいにはなってますね。
毎日見ていると大きな変化はないのですが、
こうやって写真に撮って比べると、その変化は一目瞭然です。
時間によって、花弁が変化することも分かりました。
朝から昼にかけて花は開き、夜になるとつぼむ。
チューリップの花も夕方には閉じ、朝から開く。
それを何回か繰り返し、最期はハラハラと花弁を落としてしまう。 
リンドウも同じなんですね、知りませんでした。

園芸店の店先に並んだリンドウは、品種改良されて色も様々。
クリームっぽい白、ピンク、赤紫から、濃い紫、更には白と紫の二色使いもあります。
「甘木りんどう」と言う名前を見つけては、「ホホウ、県産品か」と口元がゆるむ。
そう言えば、去年植えたリンドウはどこへ消えたんだろう?と思っていたら、
現れました、ダンギクの隣にヒョロヒョロと1本だけ。
初めは「何の花だろう?」と疑問に思い、「雑草なら抜いてしまおう」と手を伸ばすも
「万一、自分で植えた花ならカワイソウ」と継続審議に。紫の花が咲きました。
これがあるから、宿根草は止められない。

2008年10月20日月曜日

マザーテレサ 愛の映画祭

http://sky.geocities.yahoo.co.jp/gl/seikazoku365

11/8 前原市の伊都文化会館で開催される
「マザーテレサ 愛の映画祭」関連ブログです。

ワタクスもミニコンサートで参加しますので、暇なら来て下さい。(無料です)

2008年10月19日日曜日

三題噺



庭の話は、ちと休憩。

網、炭取り、コーヒーミル。 三題噺。
オイシイコーヒーを飲みたくて、とうとう禁断の「自家焙煎」に、手を染める。

生豆はネットで簡単に手に入った。
業務用のコーヒー豆を販売するサイトを見つけてすぐに連絡を取る。
連絡と言っても、注文のメールを送るだけ。簡単簡単。
1時間もしないうちに、そこのスタッフから折り返しのメール到着。
値段も信じられないくらいの安さ。
普通の店頭価格とは、あまりにも落差があり、驚く。
あとはローストする機械を探すがどれも値段が高くて、手が出ない。
しかし、どこかのサイト偶然で見かけた、
「金網でできたフライパンのような調理器具」を探す。
苦労の末、コーヒー豆を販売する別のサイトで発見。
「これこれ」と早速、メールを送る。簡単簡単(再)。
豆とロースト用の網(フライパンモドキ)は3日で準備できた。
早速ガスレンジで焙煎開始。 パチパチとはぜる音がしたら、火が通った証拠。
節分の豆を煎るのと同じで、難しくはないが・・・どういう状態が一番良いかは
実際に挽いて飲んでみなければ判らない。
と、その時ひらめいた「七輪で炭火ローストコーヒー」だな。

続きは明日。

明日(20日)になりましたので、炭火焼きローストの顛末を。
倉庫に、前の住人が残してくれた七輪があるのを思いだし、
コーヒー豆をそいつでローストしようとひらめいたオヤジ、早速準備にかかる。
炭は、部屋の臭い消しのために買って、使っていないモノがあった。
火起こし(先にガスコンロで炭に種火を付けておくタメの片手鍋のようなもの)を買いに近くのナフコへ。
店をぶらついていたら良いモノ発見=着火剤。
よくバーベキューやキャンプなどで使う固形のやつ。
値段も安いので、早速こっちを購入。9ピース入りで98円。
家に帰り、七輪に炭を入れ、着火剤に火を付け、火をおこす。
火の付きが悪いので、チラシや新聞紙、枯れ枝などを混ぜて火をおこす。
コーヒー豆を火にかけ、焙煎すること20分。パチパチとはぜてきて、できあがり。
鍋を休みなく動かしていないと焦げるので、腕が痛い。
少しでも手を休めると・・・豆が真っ黒。
中までちゃんと火が通っているか心配だったが、大丈夫~ウマく行った。
これを繰り返すこと4回。都合200G程焙煎したところで、炭火が終了。
店頭で炭焼きコーヒーという表示をよく見るが、あれはまやかしだな。
炭は長い時間使えないし、熱量が安定していない。一度に焙煎できる量が限られる。
市販できるような量を焙煎するのは、とてもじゃないが、無理だろう。 今流行の「偽装」か?
「炭焼き風コーヒー」なら許してやってもいい。

2008年10月16日木曜日

石蕗




石蕗・・・ツワブキ。
春先にはその若い茎を剥き、茹でて食べる・・・・・いわゆる山菜の一種。
これは全国的なことだろうと思っていたら、そうではなかった。
中国地方の友人はまったく知らない。
こんなにウマイモノを喰わないなんてもったいない。
しかし、食べるまでの下ごしらえが大変だ。
皮を剥くとアクのせいで、手が真っ黒になる。それからじっくり茹でる。
若い茎は柔らかくておいしいが、成長しすぎると堅くなる。旬が、やはりオイシイ。
秋になるとツワブキの黄色の花がそこかしこに咲き乱れる。
つぼみを見ると、結構頑丈そう。(写真 上)
同じ時期に咲くシオンと一緒で、単衣のキクの花に似ている。
夏場、その厚い葉はグランドカバーの役で庭の緑を保ってくれるが、
生命力が強すぎて他の植物を根絶やしにしてしまう。
それを防ぐために、不本意ながら今年は随分とに間引いた。
みかん畑では、この花とみかんの実が秋の色を競う。
十月半ば、気温が25度を超す日もまだあるが、中秋の名月は美しかった。

2008年10月13日月曜日

冬の花だと思っていたら~サザンカ


サザンカ(山茶花)と言えば、椿と並び冬の花の代名詞。(と、勝手に思ってます)
長崎の実家には、亡くなった父が植えた山茶花が、毎年立派に咲いていました。
常緑樹なので一年中緑が濃く、花の期間も長いので、
冬の間十分に堪能していました。ところが・・・・
ウチの庭の、日当たりもあまり良くない場所に植えたのに、
もう咲いています。(上の写真) 
予感は、ありました。
この写真をとる前日に、つぼみを見つけ写真を撮りました。(2番目)
これはピンクでしたが、まだ咲くには数日かかるだろうと油断していたら、
隣の白花が翌日、フライング気味に咲いてしまいました。
今までなかった花がある日そこに突然現れると、驚きます。
シマッタという気持ちになります・・・俺様に無断で咲きおって、こいつら~!と。
この庭の住人は、とても短気で、始末に負えません。
庭師、つきあってくれてアリガトよ。


2008年10月8日水曜日

キンモクセイ

秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞ驚かれぬる

お馴染み藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆきあそん)の歌(古今和歌集 4集 秋)
この歌を聞くと、いつもキンモクセイを思い浮かべる。
ある日突然、どこからともなくこの花の香りが漂ってくる。
近くにキンモクセイが植えられているんだなと、廻りを探す。
割と背の高い木だからすぐに居場所が分かる。
この花が咲くと、その香りが秋が来たことを知らせてくれる。

ハッキリ目に見えて秋が来たと言うのではないが、風の音を聞くと秋を感じるこの頃

ウチの庭は、秋の花がたくさんあるので、キンモクセイの香りの前に
秋の到来はちゃんと判っているのだが、
やはりこの花の香りは秋を代表する自然の恵み。
香りに酔うという表現がピッタリです。
この花を原料にしたお酒があるそうな。
その名は「桂花酒」、甘い香りがするお酒でしょうか。 下戸なので飲めませんが・・・

今日は十月八日、季節は本格的な秋へ向かっている。
この庭の住人も、人生の秋を迎えている感ずぃ~好きなことガシガシやるぞっと。

2008年10月5日日曜日

ホトトギス


ホトトギス 時鳥 不如帰。
その花の紋様が鳥のホトトギスに似ているから、この名前が付いたらしいが、
実際には、その鳥をまだ見たことがない。
花自体は白地に紫、とても地味です。

今年の福岡の秋は、ある日突然訪れました。
「台風の影響で、今夜の雨が上がったら、空気が入れ替わります」と
ラジオで天気予報が流れた翌日、空気が本当に入れ替わりました、驚きです。
前の日の空気とは別物でしたね。天気予報、侮れません。

しか~し、最近の天気予報で気になる表現があります。

「夜の初めの頃」・・・これ、何ですか?
「宵」という言葉を抹殺するとは悲しいことです。
「宵」を初め「夜半」「深夜」「暁の頃」「未明」・・・
刻々と変化する夜の様を表す言葉があり、
それを楽しめるのが日本人の特性だと思うのですがねぇ。
わかりにくいから、判りやすくて簡単な表現を使う。
これは明らかに「言葉の退化」です。