2009年4月30日木曜日

シャクナゲ



つぼみの時はハッキリした紅色だが
満開になると「ほんのりピンク色が刺す程度」に。
シャクナゲは日本の山にはかなり自生していたが
心無い人たちによる乱獲で、名所が消えているという。
近くの雷山に千如寺という名刹があり、
たまたま友人を連れて行ったところ、
シャクナゲが満開(やや過ぎ加減)だった。
枝垂桜や紅葉でも有名らしい。
もう一箇所、早良の山奥にある○○○農園もシャクナゲが美しい。
標高が少し高いだけで、気温が低く、湿気がある。
この植物にとってとてもいい環境なのだろう。
そこは山の水で点てたコーヒーや、自家製のパンがおいしい。

2009年4月24日金曜日

ヒオウギ


玄関脇の大きく育ったヒオウギの株。 (一枚目の写真)
花の形も可憐で、とても元気。
種が飛んで育つのか、それとも鳥が種を運ぶのか
庭のあちこちに此花が咲いている・・・・ちょい迷惑。
「ヒオウギ」検索してみると、花びらには斑点があるとしているが
ウチの花には、ない。もしかして別の花だろうか?
(ヒメヒオウギという花もあるが、これは少し小さめだった。)
英語の名前に blackberry lilly , leopard flower とある。
一つ目の名前は黒い実をつけることから、
二つ目は花びらに斑点があるところから来た名前だろう。
ちなみに leopard は大阪名物 豹(柄)。

今の季節、山間部に自生しているシャガ(著莪、写真二枚目)も仲間。


2009年4月21日火曜日

牡丹 もう一色 そして鳶尾 another color of Paeonia suffruticosa and Iris tectorum


ハイヌーンという黄色のボタンが咲いて遅れること三日。
大御所、濃い紅色のボタンが開花。う~ん、ゴージャス。

それに引き替え、、鳶尾の地味で清楚なこと。
咲いているところがちょい日陰なので、なおのこと。
この名前(イチハツ=あやめの仲間、)はその花の形からきているらしい。
鳶の尻尾のような突起がある。
別名に一初、水蘭というものもあるが、
一初という名前はあやめの仲間では一番初めに咲くからという説。

2009年4月17日金曜日

カスケードライン~レンギョウからコデマリへ cascade of Forsythia suspensa and next Spiraea cantoniensis







下の二枚の写真はレンギョウ(3月15日撮影)、上の二枚は4月16日に
撮影したコデマリ。
庭の東側の斜面にカスケードラインが出来るよう、
そして少しだけ目隠しになるよう植えてもらった。
植えられたレンギョウは思いのほか茎・花ともに大きく
特に花の大きさは、まったく想像を超えていた。
茎(枝?)も太く、よく垣根にしてあるものに比べたら二倍くらいありそう。
1本だけ茎がシューンと伸びてしまい、道路にはみ出していて、
邪魔だと思われたのか、知らないうちに1本だけ誰かに切られてしまっていた。
枝を詰めてやると脇から枝が出て、もっと密生するかもしれない。
因みに3枚目の写真、レンギョウの後ろに見える白花は利休梅。
コデマリは想像通りのできばえ、純白の滝が完成した。
実はコデマリ、オオデマリのほかにもう一種、ヤブデマリという苗を
去年植えたのだが枯死してしまった。
このヤブデマリ、ほとんど知られていないのでどの園芸店で探しても見つからない。
名前さえ知らないと言われる始末。
去年は早良区の山の中にあるカフェとパンやと植物の店が合体した店で買ったので
週末あたりに出かけようと思う。
その店は週末しか営業していないが、シャクナゲが美しい裏山のような庭がある。
山の湧水で点てたコーヒーがおいしい。

2009年4月16日木曜日

コデマリ(一重・八重)・オオデマリ  Spiraea cantoniensis ・Viburnum plicatum var. plicatum f. plicatum 




上から順番に、コデマリ(八重咲き、一重咲き)、オオデマリ。
コデマリはバラ科の植物で、オオデマリはスイカズラ科。
確か葉の形状が違う。
スイカズラ科の仲間にガマズミという植物があり、
ウチの庭にも咲いているが、確かに葉の形がよく似ている。
日本古来の ”ヤブデマリ” を品種改良したものらしく
花びらと額の関係がアジサイのそれと同じと物の本に書いてあった。
八重咲きのコデマリはシジミバナに似ており、
まるで大輪の花火のような花の姿に驚かされる。
その重さに枝がしなっていたので、つっかえ棒をしている
~見えないようにこっそりと。

2009年4月14日火曜日

あ~春の女王 牡丹 Paeonia suffruticosa


今年2月に植えた4株のうち、花芽が付いているのが二つ。

先に咲いたのが、この黄色の牡丹。 名前はハイヌーン。

四月十三日生まれ。 年齢は三歳くらい。 午前中はつぼみだった。

午後、近所の花好きなご婦人二人の来訪を受け、2時間ほど花談義を交わした。

夕方牡丹を見ると、ナント完全開花、気温が高かったから一気に咲いたのだろう。

名前の通り、午後から咲くのが習性なのだろうか。

牡丹は以前は種からしか育たず、生育が難しかったために

文字通り「高嶺の花」だったが、戦後、シャクヤク(芍薬)に接木する方法が広まり、

どんどん市場に出回りだしたそうだ。 

元々は中国で薬草として植えられていたラシイ。

Queen of the flowers Paeonia suffruticosa nemed "High Noon"

2009年4月13日月曜日

庭の全景 whole view of the garden







毎朝の日課で、起きるとすぐに庭に出てみる。
昨日までつぼみだったのが、今朝はもう開いている・・・
そんなことがよくある。
ブログも毎日更新しないといけないのだろうが、そうは問屋が卸さない(フルッ)
それでも、なんとかカメラに画像を収めて、花たちの成長を記録している。
これって、生まれた子供の成長を記録する親の心境か?
ということは、今度の年賀状は、花の写真でも印刷して送ってみるか。
キャプションは「花はうそをつきません」年明け早々、ドン引き間違いナシ。
(画像は拡大して見て下さい、花がくっきり見えます)
Evry morning I step into the garden and find how the flowers grow.
Although they were yet buds yesterday, this morning they come out beautifully.
I take the pictures to record them as if the parent keeps taking pictures of their baby growing up.

へたくそな英語はオーストラリアにいる友人のため。
間違っていても、突っ込まないで下さい、ヘコムから。

2009年4月10日金曜日

シバザクラ、ギョイコウ、ヤエザクラ(Phlox subulata、Prunus lannesiana Wils. 'Gioiko'、Prunus lannesiana 'Amanogawa')















庭の東側は日の光をさえぎるものがないので、VERY日当たりが良い。
したがって、このピンクのシバザクラ、ぐんぐん成長、大きな株になり、まんか~い。
シバザクラにも品種がカナリあり、これは花びらが大きくやや派手め。
(一番上の写真)
白い花びらだと、ずいぶん清楚な感じになる。
花がない時は、本当にシバ状態。地味に地面を這っています。

二枚目の写真は、ヤエザクラ・・・天の川という品種で、大きくぽってりした花びら。
サクラは普通大きく枝を横に伸ばすが、これは箒状に枝が伸びるので
狭いところでもサクラを楽しめて、うちの庭向き。
つぼみが付いた状態で買ってきて、植えたら翌日は開花宣言。上等、上等。
来年もまじめに咲いておくれ。

3・4枚目の画像は、名前が超ご立派な「ギョイコウ=御衣香(黄)」
花びらが薄緑で葉の色と同系色だから、近くから見ないとサクラだと見抜けない。
「これはサクラですよ」と通りがかりの人に何回「宣言」したことか。
よく見るとやや黄色を帯びたの花びらには緑の筋が入り、
中心部にはピンクが注している。
サトザクラの仲間だそうです。ネーミングした人は、平安貴族? センスありすぎ。

2009年4月6日月曜日

勿忘草(ワスレナグサ)forget-me-not




わすれなぐさ・・・名前はロマンティックだけど、花はビミョー。
しかし、小さな花は可憐。
白、ピンク、ブルーの三種を植えたら、庭が春らしい雰囲気になった。
ムラサキ科の属する花らしい。
仲間にはハマベンケイソウ、ネモフィラなどがある。
名前が似ているものに、ミヤコワスレがあるが、
あっちはキク科の仲間。シオンの親戚でしょう。