2009年12月11日金曜日

ヤブコウジ(藪柑子、Ardisia japonica)



殺風景な冬の庭に色を指すヤブコウジの赤い実。
ナンテンと万両も同じような赤い実をつけるが実の付き方が違う。
ナンテンは上向きに実をつけ、その数も多い。
万両は葉の下側に房状の実をつける。
ヤブコウジの別名は十両。
千両という植物ももちろんある。
万両、千両、十両、と来れば百両、一両もあるのだろうか。
答えは後日。ま、年内には。

2009年12月9日水曜日

水仙(Narcissus tazetta var. chinensis=日本水仙)


お隣さんから
「もうお宅の水仙は咲いてますね。うちはまだぜんぜんですよ」といわれてビックリ。
カキの木の下に群生している水仙は小さなつぼみが一つ、二つしかない。
よくよく話を聞いてみると、隣との境にある塀と倉庫の間にある株のことだった。
一年ぶりの水仙は香りがとても良く、
3本ほどお隣さんに渡したらとても喜んでくれました。

2009年12月1日火曜日

紅葉4(Autumn Leaves)











一枚目は十月サクラとサザンカでした。
曲渕(フマガリブチ)ダムをぐるっと散策していたら、
トンネルの脇から上る道があったので(たぶん旧道?)歩いてみると、
驚きの光景が現れました=満開のサクラ。
秋から冬にかけて咲くサクラが何種類かあるとは知っていましたが
こんなに見事な十月サクラは初めてです。
個人のお宅なので声をかけて撮影させてもらいました。
この時期に撮影したことを証明するために、
サザンカを含めて写真を撮りました。




紅葉3(Autumn Leaves)~曲渕ダム
















紅葉2(Autumn Leaves)
















まだまだあります。たんとご覧ください。





紅葉1(Autumn leaves)~曲渕ダム公園











今年の秋、紅葉を見そびれた人達に送ります。






2009年11月26日木曜日

ヤマラッキョウ(A. thunbergii G. Don)


前の書き込みから、ずいぶんと時間がたってしまいました。
PCが新型インフルエンザにかかり入院していましたからです(うそです)。
ヤマラッキョウはユリ科の植物(ねぎの仲間という分類もあり)。
去年小さな鉢植えで買ってきて、この秋に地植えしました。
花が咲いたので、何とか根付いたようです。
福島県以南の湿潤な土地に咲きます。

2009年10月16日金曜日

サザンカ(山茶花、Camellia sasanqua)


Camellia sasanqua・・・・・・前半の”Camellia” は勿論「椿」。
sasanqua は、中国名の山茶花(サンサカ)が変化したもの。
この「山茶花」は 椿の総称である山茶から由来している。

この写真を撮影したのは9月の終わり。
今年は早く咲いた。
つぼみの時は割とハッキリしたピンクだけれど、
花が開くと殆ど白色になり、外側の背中にだけピンクが残る。
(画像を拡大すると、うっすら見えます)
椿は花が終わるとポトリと落ちるが、
サザンカは花びらがはらはらと散る。(まぁ、ボトリと落ちることも多いが)
この点ばかりは、サザンカに軍配を上げたい。

2009年10月15日木曜日

シロシキブ(白式部、)とムラサキシキブの実






一番上の写真は6/21に撮影したシロシキブの花。
二枚目は今日撮影した、シロシキブの実。
三枚目は10/5に撮影した、ムラサキシキブの実。
どちらの実も八月頃からなっていたので、かれこれ二ヶ月以上になる。
クマツヅラ科の植物で、元々は「ムラサキシキミ」と呼ばれていたらしい。
それが紫色の実から紫式部を連想させ、いつの間にかそっちが本名に。
シキミは、お墓や仏壇に供える、あの緑の葉っぱ。
シキミは「重実」と書いて、実が連なっている様子を表している。
名前の由来は、他にも諸説ある。

2009年10月12日月曜日

シュウメイギク(秋明菊、Anemone hupehensis var. japonica)



なんと、シュウメイギクはキク科の植物ではなく、
アネモネと同じキンポウゲ科の植物。
そういえば、茎の太さがキクに比べると、かなり細い。
つぼみの形も違うように見える。

上のピンクのほうが先に開き(9/24)、
遅れること約十日、白が咲いた(10/5)
同じ花でも、咲く時期がずれるのは面白い。




2009年10月10日土曜日

チシマタンポポ(千島蒲公  Hieracium alpinum)




チシマタンポポはキク科の植物。
名前は「千島」と付いているが、国産ではなく原産はヨーロッパ。
本名の「ヒエラクム アルピナム」では売りにくいので、
業者が「チシマタンポポ」命名したらしい。
あの千島列島とは何の関係もない。
一枚目の画像はウチのタンポポ。
少しオレンジがかった部分がいとをかし。
二枚目の画像(借り物)を含め、普通のチシマタンポポは、全体が黄色。


2009年10月8日木曜日

サッチ

サッチ・・・楽天野村監督の奥さん? それはサッチー。
飛行機のキャビンアテンダント?それはスッチー(古!)
呼吸を止めて一秒? それはタッチ!

これはサッチ、芝のゴミ。
正式に言うと、「地際に溜まった未分解の有機物 で、
芝の刈り屑など葉や根などの腐りきっていない残滓(ザンシ=残りかす)。」
午前中、これをを取り除く作業をしました。
「サッチがあると芝の下の土が空気に触れることが出来ず
微生物や有益な小動物が生息できなくなります。
その結果、芝の根の健全な育成が出来なくなります。
サッチは冬期に害虫や病気の温床にもなります。」

写真の熊手を使って掃除をしたのですが、
取っても取っても、あとからあとから出てきます。
頭を使わないので、結構楽しい時間でした。

「」内の文章は、ネットから。

2009年10月2日金曜日

シモバシラ(霜柱、Keiskea japonica)





シモバシラの名前の所以(ゆえん)は・・・・ご自身でお調べ下さい。

とは言っても、放っておくわけにはいかないでしょうから・・・・

「名前の”シモバシラ”は冬に枯れた茎に地中から吸い上げた水分を茎から放出された部分が凍り霜柱のようになる、とても変わった植物です。12月から2月の氷点下になった晴れた朝に発生します。」

だから日が昇り、気温が上がると消えるそうです。

群落がある地域では、冬の早朝不思議な光景が見られ、

ほんの数時間で消えていくそうです。

一枚目、二枚目は自宅の庭。三枚目はネットからの借り物。

2009年9月28日月曜日

ゴシキヒイラギ(五色柊、Osmanthus argenteomarginatus)

モクセイ科の植物で、普通の柊は濃い緑色だが、
これは クリームイエローの模様が不規則に入る美しい斑入り葉。
「ゴシキ」と言う名前がつく植物は他にも色々あるが、
ウチにはゴシキヤナギが、大きく育っている。

2009年9月25日金曜日

カクレミノ(Dendropanax trifidus)

天狗が隠れるという植物、カクレミノ。
樫の木とツツジの間に空間があったので、
ちょいと植えるものを探していたら、
不思議な名前の木があったので買って植えてみた。
日当たりが悪くても育つようで、緑が鮮やか。
WIKIで調べてみると、この木、
成長と共に葉っぱの形状が変わるそうだ。
「稚樹の間は3~5裂に深裂するが、生長とともに全縁と2-3裂の浅裂の葉が
1株の中に混在するようになる。
また、樹液中に漆の成分と同じウルシオールを含むため、
体質によってかぶれることもある」そうだ。
ヤツデに似た植物で、神社の境内なんかによく植えてある。

2009年9月23日水曜日

ハシカンボク(波志干木、Bredia hirsuta.)

ハシカンボクはノボタン科の植物。
昨年、確か、白とピンクを植えたはずだが、
ピンクはどっかに逃走、見つからない。
沖縄から鹿児島辺りまで分布している、らしい。
右横に咲いている紫の花は、ハギ。

2009年9月19日土曜日

ミズヒキソウ(Polygonum filiforme )

ミズヒキソウ・・・・・世界で一番地味な花だと思う。
これは花? と思うようなたたずまい。
茶花に良く使うけれど、これが主人公には難しい。
おまけタデ科 タデ属だとよ。
「蓼食う虫も好き好き」のタデ。
つくづくめぐり合わせの悪い花だと思う。

しかし、画像を良く見ると小さな花が並んでいて、CUTEだった。


2009年9月18日金曜日

ダンギク(Caryopteris incana)

ダンギクはキクの仲間ではなく、クマツヅラ科の仲間。
4~5段の花の塊が下のほうから順に咲いていく。
これは青色の花だが、白や薄いピンクがあるらしい。
昨年はこんもり形良く咲いたが、今年は中心部がポッカリ空いてしまい
フォトジェニックじゃないので、一部だけ撮影。
来年はちょっと形を整えよう・・・と思うが、きっと忘れるだろうなぁ。


2009年9月16日水曜日

秋の花三種盛り

秋の花を三種活けてみた。
ススキ、ハギ、オミナエシ。
おかげで玄関から家に入れなくなって、野宿。
「そんなこたぁ ねぇだろう。」

2009年9月13日日曜日

朝顔(Ipomoea nil)


昨年植えた朝顔の種が落ちて芽が出たので
プランターに植えてみた。
九月に入ってからドンドンつるが伸びて、今が盛り。
脇に控えるのは白のニチニチソウ。
朝顔はヒルガオ科サツマイモ属。
英語名はmorning glory・・・・朝の栄光。
写真は8/30に撮影したもの。

2009年9月11日金曜日

ルリマツリ(瑠璃茉莉、Plumbago auriculata)




庭の南東、やや日陰の土地にこの花を植えている。

瑠璃色とは言いがたいが、クリアーなブルー。

夏場にこの花の数と咲く期間が長いのはとても嬉しい。

白花も買い求めてブルーの隣に植えたが、まだ咲く気配がない。

科名はイソマツ科、仲間にはプルメリア、スターチス、仲間由紀恵(未確認)がいる。

  ♪ナツナツナツナツ ココナ~ッツ♪ 

と歌ったのはチャゲ&石川優子だった。

そんなナツもそろそろ終わりを告げ、朝夕はどんどん秋の気配。

「開き絹と目にはさやかに三重根戸も、風の音にぞオ泥彼塗る」

一発変換したら、こんな歌が生まれた。

藤原敏行さん、ゴメンナサイ。

2009年9月7日月曜日

はぎ(萩、Lespedeza)










これもハギ、あれもハギ、多分ハギ、きっとハギ。
マメ科の植物のハギは根粒菌との共生で生命力がチョー強く、
荒れた土地でもグングン育つ。
そのため道路の法面に植えて、土が流れないようにしている。
また 秋の七草として、山上君はこの花を筆頭にして歌っている。
 萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花 (憶良)
ただし、朝顔はキキョウ(桔梗)のこと。
英語ではBush clover, Japanese clover  マメ科の植物だねぇ。
「宮城野」はハギの歌枕、萩の名所で同名の町(=仙台市)がある。
そういえば、ミヤギノハギという種類もあった。
白花と紫では、花の付き方や枝ぶりがやや違う。
ウチの紫の方は、6月ごろに一回咲き、八月から二回目の開花を迎えた。
これ、ドユコト?
今回も内容はWIKIより、チョコチョコ(というか、殆ど)拝借。
二枚目の写真、上下さかさま。
変更かける方法が分からないので、放置プレイ。
9/8追記 うちの庭は、秋の七草全部揃います、ヘヘっ。



2009年9月5日土曜日

ひまわりとヒガンバナ




家の北側にヒガンバナを10株ほど植えたら、
ひまわりより先に咲いた。
ということで、不思議なツーショットの出来上がり。

ひまわりと言えばゴッホ。
二枚目の画像は「12本のひまわり」
「花瓶に挿された向日葵をモチーフとした油彩の絵画」は
7点が制作され、このうち6点が現存しているとされている。
そのうち一点がわたしの家にある




















わけがない。