2010年5月19日水曜日

エビネ(Calanthe)




ラン科エビネ属の総称。
エビネが脚光を浴びたのは1970年半ばのごろ。
折からの山野草ブームがエビネにも飛び火し、各地で展覧会が開かれた。
また高値で取引されることもあった。しかしそのほとんどが盗掘であっという。
当然、あっという間に山からエビネ姿を消した。
しかしこのブームも長くは続かず、10年ほどで終了したそうだ。

ブームが終わってもすぐに回復するわけもなく
元の状態に戻るには更に時間がかかりそう。



この花の色は地味だが、
よく見ると確かにランの華やかさは少し持っている。