2010年5月31日月曜日

ツボサンゴ(壷珊瑚、Heuchera) 



ヒューケラは、本当にたくさんの種類があり
園芸店の店先では、寄せ植えの主役を張っていると、思ふ・・・地味だけど。
葉っぱの色、大きさもも様々で、結構楽しめる。

しかし、この花の赤と葉っぱの緑は、
赤緑色弱(まだあるのかいな?この言葉)の身としては
かなり微妙な色の組み合わせで、全然目立たない。
ゆえに、咲き始めはまったく気づかなかった。
周囲の草取りをしていて、「おお!ツボサンゴの花が咲いている!」と
”慌てて”感動した次第である。
もっとビビッドな赤なら目立つのだが、この色は「目にも鮮やか」とはいかない。

花の期間は結構長い。

2010年5月30日日曜日

イブキジャコウソウ(Thymus quinquecostatus )



イブキジャコウソウ・・・麝香のニオイがするから、ジャコウソウ。
これは匍匐性のあるタイプ。
立ち木タイプのジャコウソウもある。

2010年5月28日金曜日

アヤメ(Iris sanguinea)





「アヤメ」と書いて変換すると「菖蒲」という漢字が出てくる。
でもアヤメと菖蒲は別の種類・・・紛らわしい。

アヤメの方が早く(五月ごろ)咲く。この画像はGW前に撮影した。
乾いた土地に咲く・・・湿地を好むわけではない。

菖蒲は六月、湿地に咲く。長崎県大村市の大村公園は有名。
福岡県だと、宗像神社あたり。

2010年5月27日木曜日

三種盛り



左から、アザミ+フイリドクダミ、ヒペリカム+ゴシキヤナギ、
デルフィニウム+キンギョソウ。
デルフィニウムは知り合いが土産に持ってきてくれたもの。
伊都菜彩というJA糸島が経営する直売所のシールが貼ってありました。
この店、週末はものすごい人出です。

2010年5月26日水曜日

キンギョソウ(Antirrhinum majus)




胡麻葉草(ごまのはぐさ)科の植物。
仲間には、ムラサキゴケ、ジタギリスなどがある。

赤に先駆けて黄色が咲き、そのほとんどを切ってしまった。
一輪だけ残った花が満開になったときに切り花にして玄関に。
見りゃわかるが、キンギョソウの房状の花は下から咲き始める。

2010年5月25日火曜日

ニッコウキスゲ(H. dumortieri var. esculenta)



ゼンテイカ(禅庭花)という別名を持つ。
ノカンゾウにもよく似ている。
どちらもユリ科(またはキスゲ科)。
開いたら一日かもたないの、一日花。

2010年5月23日日曜日

テマリシモツケダーツゴールド(Spiraea Japonica)



Spiraea Japonicaはシモツケ属の総称、バラ科の植物。

このテマリシモツケダーツゴールド(長!)は、
新芽の頃、鮮やかな葉の色を見せるので、ゴールドの名前を冠している。
地味な植物だがよく見ると花が房状に咲いていとおかし。

和名は下野国(シモツケノクニ=北関東、今の栃木県辺り)に、
産したことに由来するという。
同じシモツケ属の仲間にはコデマリ、ユキヤナギがある。

(補)
テマリシモ ツケダー ツゴールド じゃなくて
テマリ シモツケ ダーツゴールド と読みます。

2010年5月21日金曜日

シンビジウム(Cymbidium)



シンビジウムホッタラカシ。
シンビジウムテンコモリ。

花芽が一つ、二つ、三つ・・・全部で( )本。
芽の数を減らせばもっと大きな花を咲かせたんだろうが、
ホッタラカシていたらコンナンなりました。
さてこのシンビちゃん、花の数は何本でしょうか?

 ①  3本  ②  9本  ③ 150本



















正解は ④ 10本でした。

ちなみにCymbidium はシンビデュームと発音します。

2010年5月20日木曜日

アッツザクラ(Rhodohypoxis baurii)



やっと咲きました紅色のアッツザクラ。
白花(園芸店で購入したもの)に遅れること一ヶ月。
ちゃんと咲いてくれたので、安心しました。

こう見えてもユリ科の植物。

2010年5月19日水曜日

エビネ(Calanthe)




ラン科エビネ属の総称。
エビネが脚光を浴びたのは1970年半ばのごろ。
折からの山野草ブームがエビネにも飛び火し、各地で展覧会が開かれた。
また高値で取引されることもあった。しかしそのほとんどが盗掘であっという。
当然、あっという間に山からエビネ姿を消した。
しかしこのブームも長くは続かず、10年ほどで終了したそうだ。

ブームが終わってもすぐに回復するわけもなく
元の状態に戻るには更に時間がかかりそう。



この花の色は地味だが、
よく見ると確かにランの華やかさは少し持っている。

2010年5月18日火曜日

シラー・ヒスパニカ(ツリガネズイセン、Scilla hispanica)



ヨーロッパ原産、スペイン・ポルトガル辺り。
三月初めにヒョロッと芽を出し、
スルスルと花穂が出たと思ったら白い花がポチッと咲いた。
この花は白花だけど、もう一種類ブルーを植えた記憶がある。
どこかに咲いているんだろうけど、分からない。

シラー・カンパニュラタという名前もある。
カンパニュラは鐘。
ラフマニロフの「鐘」は浅田選手のフリーの曲だった。

2010年5月17日月曜日

チョウジソウ(丁子草、Amsonia elliptica)



リンドウ目キョウチクトウ科の植物。
そういえば、葉はキョウチクトウに似ている。
花の色は薄いブルー。
植えた年はヒョロリとしてひ弱だったが
今年は株も大きく育ち、体格も良くなった。

以下WIKIより拝借。
この植物、国内では絶滅危惧種に認定されてしており
その確率は97%。
(この数値がどういう計算によるのかは、分からない)
その原因の一つには自生適地である湿地の人為的開発・造成や
護岸工事などに伴う生育地の喪失である。
もう一つは、そのような地域の一部は農業のために定期的に攪乱を受けて
草地を保っていたものが、農業の変化に伴い
手入れが行われなくなったことによって植生の遷移が進んで
草地でなくなったことが挙げられている。

2010年5月16日日曜日

ヒメウツギ(姫空木、Deutzia gracilis)




ウツギの別名は卯の花。
そう、あの「う~の花のにおう垣根にホトトギス早も来啼きて」の卯の花。
でもこの花は香りはほとんどない。ユキノシタ科の植物。
姫という名前が付くとおり、コンパクトサイズなので
こじんまりとしていて、庭に収まりがいい。
やや暴れ気味なので、花が終わったらカットしなければ。


追記 
バイカウツギは、しっかり香りがありました。

2010年5月15日土曜日

ヒメノカンゾウ(姫萓草、Hemerocallis thunbergii)



ノカンゾウ・・・カンゾウ=萓草。
ユリ科ワスレナグサ属の植物で、ニッコウキスゲも仲間。
五月に咲くが、花の時期が短くて、あっという間に終わってしまう。

2010年5月13日木曜日

イカリソウ(Epimedium grandiflorum var. thunbergianum)



メギ科の植物。
ナンテンなどもメギ科の仲間。
イカリソウは漢方薬の原料になる。

名前の由来はその花の形から来たものだろう。
英語名は bishop's hat(司教様の帽子)、fairy wing(妖精の翼)など。

2010年5月12日水曜日

キングサリ(Laburnum anagyroides )




マメ科の植物で、別名を黄花藤(キバナフジ)~藤の仲間。
5メートルにもなるそうです。
他にも golden chain , golden rain という名前も。

2010年5月11日火曜日

クロバナロウバイ(黒花蝋梅、Calycanthus floridus)







ロウバイといっても、
冬場に咲くあの黄色いロウバイとは違う「属」に含まれ、北米原産。
よく見ると、花の大きさも、咲き方も違う。
黄色の花は下向きに咲き、クロ花は上向きに咲く。
遠目では黒色に見えるが暗紅色の花は形がユニーク。
イチゴのような香りがする、という記述を良く見るが
うちのはさぼっているのか、ついぞそのような香りはかいだことがない。
痙攣を伴う残酷な毒性を持っているとか。

2010年5月10日月曜日

オオヤマレンゲ(Magnolia  M. sieboldii )



5月の今頃に不思議な形の花を咲かせるオオヤマレンゲは
もくれんの仲間。もくれん=マグノリア。
蓮華座のような花の形から、この名が付いたらしい。
宮崎や鹿児島あたりに自生しているが、
近年の登山ブームでその自生地が荒らされて、
霧島では、一部入山規制がされるそうな。

とっていいのは写真だけ。
残していいのは足跡だけ。

2010年5月9日日曜日

シャクヤク(Paeonia lactiflora)




立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿は由利 徹。

花の女王がボタン、シャクヤクは花の宰相だそうな。
ボタンが樹木であるのに対して、
シャクヤクは草だから地上部は冬場に姿を消す。


一枚目の写真は午前6時、二枚目は午後3時の写真。
夜は花を閉じる。

2010年5月8日土曜日

バイカウツギ(梅花空木、Philadelphus satsumi)




梅の花に似た花を咲かせるアジサイ科の植物。
5日ほど前に咲き出したなぁと思っていたら、あっという間に満開。
ウツギは「卯の花」とも呼ばれており、
普通は花びらは5枚だが、バイカウツギは4枚。

2010年5月5日水曜日

アッツザクラ(Rhodohypoxis baurii)


これは園芸店で3週間ほど前に買って植えたもの。
去年庭に植えた株はまだ小さな芽が出ているだけ。
やはり店頭に並ぶ苗は、地植えの植物よりずいぶん季節が早い。

ユリ科の植物。

2010年5月4日火曜日

イチハツ(Iris tectorum)



「一初」  春一番早く咲き出すのでこの名前になったらしい。
「一八」「鳶尾」「逸初」 とも書く。
鳶の尻尾は花の中央から白いとさか状のもじゃもじゃのことか?。
葉っぱの先端はとがっているが、やわらかく、さわっても痛くない。
花の大きさは7~8センチと小ぶり。

一ヶ月以上前に咲いたのだが、掲載するのを忘れて
今の時期になってしまった。

2010年5月2日日曜日

クンシラン(君子蘭、Clivia miniata)



去年、向かいの野坂さんからもらった鉢を二つに株に分けたら、
さっそく今年花が付いた。
葉は寒さでちょい枯れ気味。

2010年5月1日土曜日

つつじ(八重咲き)




八重咲きのつつじ、白花。
下の画像をクリックするとツツジの詳細画像が見えます。