2009年10月16日金曜日

サザンカ(山茶花、Camellia sasanqua)


Camellia sasanqua・・・・・・前半の”Camellia” は勿論「椿」。
sasanqua は、中国名の山茶花(サンサカ)が変化したもの。
この「山茶花」は 椿の総称である山茶から由来している。

この写真を撮影したのは9月の終わり。
今年は早く咲いた。
つぼみの時は割とハッキリしたピンクだけれど、
花が開くと殆ど白色になり、外側の背中にだけピンクが残る。
(画像を拡大すると、うっすら見えます)
椿は花が終わるとポトリと落ちるが、
サザンカは花びらがはらはらと散る。(まぁ、ボトリと落ちることも多いが)
この点ばかりは、サザンカに軍配を上げたい。

2009年10月15日木曜日

シロシキブ(白式部、)とムラサキシキブの実






一番上の写真は6/21に撮影したシロシキブの花。
二枚目は今日撮影した、シロシキブの実。
三枚目は10/5に撮影した、ムラサキシキブの実。
どちらの実も八月頃からなっていたので、かれこれ二ヶ月以上になる。
クマツヅラ科の植物で、元々は「ムラサキシキミ」と呼ばれていたらしい。
それが紫色の実から紫式部を連想させ、いつの間にかそっちが本名に。
シキミは、お墓や仏壇に供える、あの緑の葉っぱ。
シキミは「重実」と書いて、実が連なっている様子を表している。
名前の由来は、他にも諸説ある。

2009年10月12日月曜日

シュウメイギク(秋明菊、Anemone hupehensis var. japonica)



なんと、シュウメイギクはキク科の植物ではなく、
アネモネと同じキンポウゲ科の植物。
そういえば、茎の太さがキクに比べると、かなり細い。
つぼみの形も違うように見える。

上のピンクのほうが先に開き(9/24)、
遅れること約十日、白が咲いた(10/5)
同じ花でも、咲く時期がずれるのは面白い。




2009年10月10日土曜日

チシマタンポポ(千島蒲公  Hieracium alpinum)




チシマタンポポはキク科の植物。
名前は「千島」と付いているが、国産ではなく原産はヨーロッパ。
本名の「ヒエラクム アルピナム」では売りにくいので、
業者が「チシマタンポポ」命名したらしい。
あの千島列島とは何の関係もない。
一枚目の画像はウチのタンポポ。
少しオレンジがかった部分がいとをかし。
二枚目の画像(借り物)を含め、普通のチシマタンポポは、全体が黄色。


2009年10月8日木曜日

サッチ

サッチ・・・楽天野村監督の奥さん? それはサッチー。
飛行機のキャビンアテンダント?それはスッチー(古!)
呼吸を止めて一秒? それはタッチ!

これはサッチ、芝のゴミ。
正式に言うと、「地際に溜まった未分解の有機物 で、
芝の刈り屑など葉や根などの腐りきっていない残滓(ザンシ=残りかす)。」
午前中、これをを取り除く作業をしました。
「サッチがあると芝の下の土が空気に触れることが出来ず
微生物や有益な小動物が生息できなくなります。
その結果、芝の根の健全な育成が出来なくなります。
サッチは冬期に害虫や病気の温床にもなります。」

写真の熊手を使って掃除をしたのですが、
取っても取っても、あとからあとから出てきます。
頭を使わないので、結構楽しい時間でした。

「」内の文章は、ネットから。

2009年10月2日金曜日

シモバシラ(霜柱、Keiskea japonica)





シモバシラの名前の所以(ゆえん)は・・・・ご自身でお調べ下さい。

とは言っても、放っておくわけにはいかないでしょうから・・・・

「名前の”シモバシラ”は冬に枯れた茎に地中から吸い上げた水分を茎から放出された部分が凍り霜柱のようになる、とても変わった植物です。12月から2月の氷点下になった晴れた朝に発生します。」

だから日が昇り、気温が上がると消えるそうです。

群落がある地域では、冬の早朝不思議な光景が見られ、

ほんの数時間で消えていくそうです。

一枚目、二枚目は自宅の庭。三枚目はネットからの借り物。