2009年3月31日火曜日

バイモユリ & カタクリ Fritillaria verticillata & Erythronium japonicum Decne



上の写真がバイモユリ(貝母ユリ)。
葉も茎も細く、花はうつむき加減に薄緑色~黄色に咲く。
花びらに筋状の文様が透けて見えることから、編笠ユリの別名がある。
貝母の由来は根っこの形状が貝を二枚合わせように見えることからきているらしい。
華奢な植物で、花の咲く時期も短い。しかしこの花の色は気品がある。
パンジーやビオラには真似が出来ない。
下の写真はカタクリ。
これまた地味で、はかなげ。
花の時期もほんのわずかで、この固体もたった三日でしぼんでしまった。
一株ではさびしそうなので、黄色の株をひとつ買ってきた。
いつかカタクリの群落を作ってみたい。
因みに、どちらもユリ科の植物。

2009年3月27日金曜日

ニオイスミレ Viola odorata

香りのよい植物と言えば、この季節はヂンチョウゲ、フリージア、
そしてこのニオイスミレ。
(ただしうちの庭は和モノがメインだから、フリージアは植えていない)
木道沿いに二株植えたら、春先から広がりだした。
繁殖力が強いので、グランドカバーにはうってつけ。
花が開くと当たり一面に強い香りが漂う。
香りが団体でやってくる・・・そんな感じ。
寒さには強いが暑さに弱いので、夏場は姿を消すかもしれない。

2009年3月25日水曜日

富貴草 Pachysandra terminalis


フッキソウ、フウキソウ。いい名前だが、これは斑入り。
少しクリーム色がかった白い地味な花。
庭をデザインする時に初めて「グランドカバー」という名前を知った。
雑草が生えないように地面を這うような植物を植える。
それがグランドカバー。まるで迎撃ミサイルだな。
ドクダミやリュウノヒゲ、シバザクラ、バーベナ、アジュガ、ツワブキなど。
勢いがよくて広がりすぎることもある。
そんな時は、「カ~ット」である。
何事も程ほどがよい。


2009年3月20日金曜日

シラユキゲシ snow poppy


Eomecon chionantha  (snow poppy)

ちょっと目を離している間に 色々な花がどんどん咲きはじめました。
その中には、冬場は姿を消してしまっていたものもあります。
花が咲き始めて、「おお、ここにおったか」とあわてて写真には取りましたが、
ブログにアップする時間がなくて(本当はものぐさのせい)
どんどん溜まっていってます。
ということでこれからは心を入れ替えて・・・・最初の方どうぞ。

お名前は?  「シラユキゲシ」 と申します。
お住まい?  日陰にひっそりと暮らしております。
家系は?   ケシ科だと聞いております。

葉は心臓の形をしていますが、フキやユキノシタに似ていますね。
庭師の林によりますと「日陰の女王」だそうです。

2009年3月5日木曜日

梅の木 plum trees


前のオーナーさんが植えていた梅の木は、全部で9本あった。
昨年そのうち4本を切り、名残の梅祭りと称して、リビングに飾りまくった。
しだれ梅2本を移植したがどちらも根付かずに枯れてしまった。
残ったのは何本でしょう・・・・・答え 3本です。簡単すぎた。
そのうち2本は不思議な姿。
この写真では分からないが、どちらも一本の木にピンクと白の花が咲く。
一本はほとんどがピンクで一枝だけ白。
もう一本はその逆で、ほとんどが白で、一部がピンク。
東側の道路に面した梅の木は、昨年”庭師の林”が枝を相当切り落としたせいか
今年の花はものすごくデカく、色合いも濃くて、見ごたえがあった。
西側にあるもう一本の古木の梅は、カット技術がよかったので、
すべての小枝が見事に上を向き、美しい姿だった。
そのたたずまいはまるで尾形光琳の梅図屏風をみるようで・・・うそでござる。


2009年3月3日火曜日

一月の大雪 heavy snows in January







中古パソコンを買っていざブログを書こうとしたら、
写真をアップするソフトをインストールするCDが見つからない。
なくさないようにと思って机の引き出しからわざわざどこか置いたら、この始末だよ~
で、二日前見つかりましたよ・・・ノート古いパソコンに「はさんで」ました。

ということで再開第一日目は、この冬の大雪の画像。
カメラの日付を見たら 1/24 となってました。